2020年10月01日
1991年 株式会社大林組に入社、設備設計部に配属
2006年 育児休職後復帰
2010年 育児休職後復帰
2011年 病気休職後復帰
2017年 技術士(電気電子部門)資格取得
2018年 設備設計部担当課長(現職)
設備設計の電気設備担当として、商業施設、事務所、ホテル、マンションなどの様々な用途の建物の電気設備を設計しています。電気設備には照明、コンセントや空調、ポンプへの電源送りや制御、電話、テレビ、インターネットなどの通信、防犯カメラやカードリーダーなどのセキュリティと多様な設備があり設計するには知識と体力(?)が求められ日々奮闘しています。
男性社会、長時間労働であった建設業界に勤務している中でダイバーシティの重要さ、必要性を感じSDGs研究会働き方部会に参加し活動しています。コミュニティサロン「サクヤサロン」で「今」働く人の意見を引き出し新たな働き方、制度を模索し誰もが自分の力を発揮できる社会を目指しています。
一方!!食べることもお料理することも好きなので時間が許す限り集中してお料理をして楽しく食べてストレスを解消しています!
職場でのどこまで行っても埋まらない男女格差や結婚、出産、育児、病気等どうしてもキャリアを止めなければならないジレンマ、キャリア復帰後の浦島太郎感、いくら効率よく仕事をしても長時間労働が主流の中では評価されない現実に行き先を見失い何をどう頑張ったらいいのかと悩みました。そんな時「世の中は相対評価だから仕方のないことが沢山ある。でも、人は人、自分は自分、人の尺度に合わせて生きるのは馬鹿馬鹿しい」と言葉をかけてもらい少し肩の力が抜け前を見てまた進み出しました。困難はあっても「自分は自分」で乗り越えて?います。
SDGsの一つ一つの提言の内容は知っていて興味はありましたが、少し遠い世界の事のように感じていました。SDGs研究会を通して身近で具体的な出来事に対してイメージできるようになり興味が深まりました。そこから自分も何かできるのではないかと考えるようになりました。
SDGsの中で、働き方に対しては目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を目指し、技術職としては目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」を目指して社会に関わりたいと思っています。できることは小さくても思いがあり知識があり活動の場があれば進んでいけると思っています。
あきらめず気負わず信じた道を進んで、自分が幸せにそして周りも幸せになる。そんな、きっと誰もが持っている力をもっともっといろいろな場で発揮し場を切り開いていくことが必要と思います。サクヤヒメの活動やSDGs研究会がその場の一つとなればと思っています。
継続は力なり!少しずつでも進んで失敗したり間違ったり疲れたら立ち止まって、力をためてまた進んで。思いがある限り必ずゴールに近づいてる。一緒に自分の思う未来に行きましょう!
ありがとうございました。
(取材:2020年9月/所属・役職名等は取材時のものです)