New!No.44 ラッキーをハッピーに変えるにも努力は必要!|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

SDGsでキラリ輝く大阪をつくる女性たち

New!No.44 ラッキーをハッピーに変えるにも努力は必要!

2026年03月29日

岡野 恵美子(おかの えみこ)さん
社会保険労務士法人和 社員(取締役)  
一般社団法人和 代表理事(サクヤワーキングコミュニティSWCメンバー)

卒業後、花王株式会社に入社
退職後1988年 岡野恵美子社労士事務所を開業
2003年 事務所名から姓名を取り、社労士事務所和(なごみ)に名称変更
2009年 社会保険労務士法人和へ法人化
2013年 社労士法人と併走する一般社団法人和を設立し、厚生労働省より労働保険事務組合の認可を受ける
2016年 北摂オフィスを開設、2022年に東京オフィスを開設
2019年 法人の代表を退き、創業者として仕事を続けながら現在に至る


現在のお仕事の内容をお聞かせください。

社会保険労務士とは、会社組織の人事・総務部門を支援するパートナーのような存在です。
労務管理(就業規則の整備や賃金総額管理、社会保険手続き、給与計算等)、人事制度設計等を
ご支援するために顧問契約を締結し、経営幹部のご相談に応じています。

私自身は、労務相談を主に行政の調査立会や企業内労務監査、研修講師等を務めています。
また、企業の外部相談先として、ハラスメントの社外相談窓口をお引き受けしています。

お仕事以外で、何か活動(趣味、地域活動など)をしていらっしゃいますか?

趣味は映画鑑賞です。車で10分の場所にシネコンがあるので週末はよく観ます。
洋邦画を問わず、気になる新作は封切り後すぐに観に行く派です。
また、計画的に海外旅行へよく出かけます。現地の食材を楽しめない「あかんたれ」ですが、
昨今は世界遺産をめぐる旅が好きです。今年は一人旅も予定しています。
昨年まで自治会役員として、町内お困りごとに苦戦対応していました。
地域コミュニティ紙で見つけた子ども食堂の円卓会議に参加してみたいと考えています。

これまでの人生を振り返ってみて、困難はありましたか?また、どうやってその困難を乗り越えられましたか?

創業者である私にとって、法人の「なごみ」は命です。
開業当時は電子申請のない紙の時代で、顧客訪問の際は、行政様式すべてを持ち歩きました。
書類には申請者の捺印が必要で、整えて出直すことが時間のロスになると考えたからです。
重量のあるカバンをよく持ち歩いたなと思いますが、振り返るといつも楽しかったように思います。
実際は女性としての壁に突き当たることも多かったのですが、
私の場合、迷っても常に道は開けていきました。

私生活では、双子の男児を授かり、成人までが怒涛の20年でした。
誕生後、自治体のツインズというサークルに誘われ、2年ほど所属しました。
育児が体力的にキツかったとき励みになったのは、サークルにいた三つ子のお母さんの言葉です。
私が「うちは障子が破れてボロボロだ」と嘆いたとき、
三つ子のお母さんは、「うちには桟(サン)がない」と返ってきました。
そうか三つ子の家では障子の枠組みさえないのか、とヘンに感銘を受け、
「三つ子のお母さんは自分よりもっとしんどいのだから頑張ろう」と励みにしたことを覚えています。
保育園では足を向けて寝られないほどお世話になり、
小中学校からはよく呼び出され、各方面へお詫びに出向きました。
どこで迷惑をかけるかわからないので、クラスのすべてのママ友と仲良くなろうと決め、
子連れのイベントを数多く企画し交流を深めたのは良い思い出です。

SDGsに興味をもったきっかけは?

私自身、着目したのは遅かったです。
セミナー等でハラスメントについて話す機会があり、
SDGs5番目の「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに取り上げたことがきっかけになりました。
職場では3番目の「すべての人に健康と福祉を」が身近に感じられるテーマです。

ご自身のお仕事や生活の中でSDGsをどのようにとらえていますか?

社内に複数いるひとり親の従業員が安心して働き続けることができる法人にしたいと思っています。
社会全体の問題では、食品ロスをなくすことを心がけ、
自治体の子ども食堂円卓会議へ参加してみようと考えています。

大阪・関西の女性がキラリ輝くために、何が必要と思いますか?

初めての場所・新しい場所に自分を連れ出し、チャンスに遭遇させることだと思います。
チャンスと捉えられるかどうかはアンテナを張る自分次第です。

自身の開業時、夫が税理士であることから顧客獲得がラクだと周りから羨ましがられました。
たとえ幸運であったとしてもそのチャンスを活かさなければ仕事は長続きしません。
いいね!と言われた悔しさを肯定し、いただいたご縁はゼッタイに継続できるよう
知識の研鑽に努め、顧客に情報提供し、相手に寄り添う傾聴力を高めました。
冒頭のサブタイトルは、自分を励ましてきたフレーズです。

さいごに、大阪・関西の女性にメッセージをお願いいたします。

誰にだって一番最初はあります。
「できる、できる」と自分に魔法をかけ、最初の一歩を踏み出しましょう!

ありがとうございました。

(取材:2026年01月/所属・役職名等は取材時のものです)

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