SDGsでキラリ輝く大阪をつくる女性たち

No.14 社会課題の解決に奮闘中です!

2020年08月01日

栗栖 美和(くりす みわ)さん
象印マホービン株式会社 新事業開発室(大阪サクヤヒメSDGs研究会働き方部会メンバー)

【プロフィール】
2015年 象印マホービン株式会社に入社 東京支店で西東京エリアのルート営業を担当
2017年 福岡支店に異動 福岡エリアのルート営業・通販の幹事営業を担当
2018年 大阪本社、新事業開発室に異動
2019年 拠点をWeWorkなんばスカイオへ移す
【表彰】
2018年 100周年記念論文社内表彰


現在のお仕事の内容をお聞かせください。

現在は新事業開発室に所属しています。既存の事業領域(調理家電・生活家電・リビング製品)以外での新規事業(商品・サービス)を立ち上げる部署で、具体的には事業テーマ抽出~構想立案~事業計画策定~準備~ローンチ~運営に関わる一切の業務を行います。
新事業開発室は2018年11月に設立されましたが、新事業立ち上げのノウハウがない状態でしたので、何もないところから事業を立ち上げるための情報収集と知識取得を並行して行い、日々奮闘しています。8月からは新事業である飲食店「象印食堂」のSNS発信も担当しています。

お仕事以外で、何か活動(趣味、地域活動など)をしていらっしゃいますか?

大学同窓会を運営しています。様々な業界に進んだ幹事40人で活動していますが、各自の得意分野を活かした活動は学ぶことも多く、気の置けない仲間とのサードプレイスとなっています。
また、大阪サクヤヒメSDGs研究会の働き方部会に参加しています。働き方改革は当社にとっても重要課題なので、他社の働き方が参考になることはもちろんですが、働き方に限らず、他業種や様々なキャリアの方と話ができる良い機会です。
今年は経産省のグローバル起業家等育成プログラム「始動」に応募し、社の埋もれていた技術を使ったアイディアが採択されました。社会課題の解決のために自ら行動しています。

これまでの人生を振り返ってみて、困難はありましたか?また、どうやってその困難を乗り越えられましたか?

困難の真っただ中にいます(笑)
社会課題を解決する事業をつくることは経営をつくることで、広範な知識やスキル、発想力、実行力が求めらます。
配属当初は、コンサルタント等の専門家と共通理解をするための用語理解から始まり、今でも勉強を続けています。
この困難を乗り越えるために、自分に引き出しをもっと増やしていきたいと思っています。

SDGsに興味をもったきっかけは?

北九州市出身で小さい頃から環境問題は身近なものでした。
そのため、SDGsにも関心があり、大学も環境系の学部に進みました。
女性活躍の課題についても入社後、自然と意識するようになりました。会社は日用品メーカーなので、女性の視点や発想が取り入れやすい仕組みが必要だと思っています。

ご自身のお仕事や生活の中でSDGsをどのようにとらえていますか?

SDGsは仕事に直結しているため、環境や社会課題の解決を仕事を通じて行っています。
また、プライベートでも転勤を2回経験したこともあり、ライフとワークの両立を模索しています。
新型コロナを機に働き方が多様となり、プライベートの充実を前提にキャリア形成ができる会社・社会にしなければいけないと思います。

大阪・関西の女性がキラリ輝くために、何が必要と思いますか?

北九州、東京、福岡と住所地を移りましたが、関西の女性は輝いていると感じます。社内でも活躍されている女性が沢山おられます。そのキラリを全国に世界に発信できればもっと輝くと思います。

さいごに、大阪・関西の女性にメッセージをお願いいたします。

もっと輝く皆さんと出会いたいです!

ありがとうございました。

(取材:2020年07月/所属・役職名等は取材時のものです)

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