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Message In June


与謝野晶子を唄う

 
5月29日は大阪、堺の生んだ「平和と平等の姉」与謝野晶子の命日です。
私の魂の星でもあります。64歳で亡くなった1942年から66年になります。今年もゆかりの覚応寺で26回忌が営まれました。式典と「君死にたもうことなかれ」(1904年)の合唱のあと、「女性が働くことー晶子が思い続けたこと」というテーマで参加のみなさんとの話し合いのきっかけづくりをさせていただきました。明治・大正、戦前の時代では、日本の女性は家制度と理不尽な性差別の中でもがき、「自分を生きる」という選択はほとんどできませんでした。そんななか与謝野晶子は誰よりも自分を活きる意欲をもやし続けた人だと思います。そのことがあるときには、奔放な情熱の歌人といわれたり、反逆の詩人とののしられたり、また尊敬されたり、11人の子の母でありながら、「母性に埋没するなかれ」と母性保護論争の一翼を担ったり、女性の参政権や労働運動にも積極的に参加することになったのです。与謝野晶子作詞・山田耕筰作曲「婦選の歌」(1930年弟1回全国婦人参政権獲得同盟にて)の第1連は「同じく人なる我ら女性、今こそ新たに試す力 いざいざ一つの生くる権利、政治も基礎にも強く立たん」とあります。生きる権利の確立、充実は、政治や働く権利を中心に、これからこそいよいよ各論の時代が始まると思います。

自然災害はますます巨大化しています。未曾有のサイクロン被害といまだ平和の光明が訪れないビルマでは、スーチーさんは、声と力を奪われたままです。彼女の誕生日、6月19日をスーチーさんの日と定め、平和を祈る日にしようという動きがあります。今年の6月19日ももうすぐです。与謝野晶子の輝きを思い、スーチーさんの生命が輝くことを願いながら・・・。

大阪府堺市「覚応寺」弟26回白桜忌奉讃式

与謝野晶子肖像と大好きだったという「白桜」画

「女性が働くことー晶子が思い続けたこと」
金谷千慧子  大輪の牡丹と白百合があった

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        200863
 




Message In Apr


From ロンドン No3

 
Women's Resource Center(女性のための活動支援)

女性と仕事研究所は女性の活動を応援する活動が重要だと考えています。
ロンドン報告の最後は、WRC(Women's Resource Center )を紹介します。ここではNPOなど女性支援団体への資金調達や各団体でプロジェクトを効率よく継続するために企画情報、対策案、リーダーシップトレーニング、メンタートレーニング、個別のサポートをしています。

【Why women、only ?】という調査を2007年10月に実施したのは、資金供給者(ファンダー)や公的機関から、女性団体に「なぜ女性による女性のためのサービスにこだわるのか?」と質問されることが多いので、その説明のために実施したそうです。そういえば女性と仕事研究所もいわれ続けています。「なぜ女性と仕事なの?もう均等法のおかげで平等になったのに?」と。まるで女性が平等に仕事ができているかのように、です。女性と仕事研究所も【Why women、only ?】の調査をし、それをどういう戦略でキャンペーンしていくのか検討しようと思っています。

2008年4月23日、全国の女性団体がアクション・デイに参加し、公的資金を導入するよう呼びかける日だそうです。クリアな要求を政府に伝えるアクション・デイという活動もすばらしいと思いました。
WRCではさまざまな出版物を随時収集しており、女性問題に取り組むボランタリーセクターの現状を把握しています。これらの情報はコンピューター上でメール、ニュースレターやウェブサイトで提供できるようになっているほか、紙媒体での保管もしています。

WRCの説明をしてくれたレア・ウィリアムズさん
(information and Events Officer)

Why Women-only ? 調査の報告書

ロンドン郊外の美しい田舎風景:ストラトフォード・アポン・エイボン

地下鉄キングス・クロス駅:ハリーポッターがここから出発したとされるプラットフォーム、いつも子どもたちの人気の場所

ヴィクトリア駅:プラットフォーム番号を見上げる通勤者

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2008519
 




Message In May


From ロンドン No2

 
2 イギリスのコミュニティカレッジ

●イギリスのコミュニティカレッジの最大の目標は「職業教育」
@ 職業教育で自立を促進する。
A 自己啓発や知識を得るためのもの(カルチャーセンター的)
B 大学への進学を目指し、学位を取る一歩になる
@ 移民や多民族が世界で活動するための支援(留学後の語学教育など)

●実学と密着した職業教育と大学制度の変化
 イングランドに130の大学とカレッジがあるが、その内訳は46の旧大学にポリテクニクスから転換した34の新大学、50のカレッジが含まれており、18歳以上人口に広く高等教育の機会を提供している。1990 年代から、アメリカよりかなり遅れて進んだイギリスのコミュニティカレッジは実学主義。この生涯教育、延長教育と言われている諸学校すべてをカレッジと呼び、「コミュニティカレッジ」とわざわざ言わない人も多かった。ロンドン市内にもいくつもある。実学と密着した職業教育をいつでも受けられるということは、何度でもやり直しが効く人生のセーフティネットが用意されているということで、安心感がある。学問や科学技術などの高度化、EU諸国が「人材開発育成競争」時代に入っていることとの関係が深い。

●今回訪問したのは以下である。
@ Sussex Downs College(Lewes College)
Mountfield Road, Lewes, East Sussex BN7 2XH, UK http://www.sussexdowns.ac.uk/(南イングランドブライトン方面 Lewes St.)
AGreenwich Community College(北イングランドNorth Greenwich St)
Plumstead Centre, 95 Plumstead Road, London SE18 7DQ
http://www.gcc.ac.uk/
BBirbeck University of London(Birkbeck, University of London)
Malet Street, Bloomsbury WC1E7HX Russel Square St.
http://www.bbk.ac.uk
CThe City Literary Institude (Keeley Street, Covent Garden, London WC2B
4BA HolbornSt.)http://www.citylit.ac.uk/

●サセックス・コミュニティカレッジとグリニッチ・コミュニティカレッジ
郊外のカレッジを訪問した。どのくらいコースがあるのかコーディネーターもわからないというくらい(1000以上だが、と言っていた)で、宿舎もあるし、ホームステイも可能だとのこと。まずは、英語力が問題になる。トイックなどではなく、イギリスのナショナル基準で、どこからはじめるかが決まる。コースが終われば、就職のためにカレッジ内のコネックションズで相談しながら就職を決める。
 ただ外国人の場合は、学費も高いし就職もなかなか困難である。そう簡単なことではない。学生はフルタイムだけでなくパートタイム学生も多く、働きながらスキルアップを目指す人も多いようだ。

●保育所
 子どもをもつ女性のための保育施設は校舎の真ん中にあってどこからでもよく見える位置にあった。地域の人口構成を反映して、黒人やイスラムのベールを被っている女性も少なくない。教室では、せいぜい10名以下の学生が先生を囲んで、じっくりと話し込んでいるという風景があった。卒業後の就職にはコネクションズ(キャリアセンター)があり、個人面談もされていた。アプレンテシップ(見習い制度)やインターンシップなどの募集もあった。ここを卒業して、大学への進学もあるようだが、どこの大学へいけるかは、成績次第ということだ。わが国にもこのような柔軟な、しかも職業をきちんと目指すカレッジが是非必要だと思っている。

サセックス・コミュニティカレッジ

校舎内保育所

ロンドン大学学生相談室ボランティア相談員

ガイダンスブック

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2008421
 




From ロンドン

 
1 パディントンベア

4月1日からロンドンを訪ねました。
滞在7年目の大学生堂山優子さんにはほんとにお世話になりました。 たまたまホテルがパディントンステーションに近かったので、ロンドンっ子に有名なパディントンベアにも会えました。お土産に多いのは、このパディントンベア(この駅へペルーからやってきた熊を引き取り、パディントンと名づけ、あれやこれやありながら育てるブラウン一家のお話は有名)やティデベア、熊のプーさんなどベア好きの国民ですね。 大英帝国などといわれたヴィクトリア女王の時代と違って、1970年代からイギリスは永らくの英国病の停滞時期がありました。景気は落ち込み、生産性は上がらず、福祉経費ばかりがかさみ、教育は荒廃し、「Neet」という若年者就業対策が始まりました。 そのとき「日本の子どもは勤勉で、社会も活性化している国だ」と褒められていたようですが、今や立場は逆になってしまっているのではないでしょうか。 それから30年間改革を続け、今やポンド高、景気は回復しているようです(ホテルの高いこと!)。そして圧倒的優勢だったドル勢力に切り込みを入れるユーロの時代を迎えています。通過統合も近いのではないでしょうか。EU内の舵取りが難しい時期でもあるようです。

女性の働く状態も世界で一流というほどではないけれど、日本のようなM字型就業形態(出産・子育てで仕事をやめ、子育て後パートでという働き方が多い形状)はもう過去の話だし、出生率が低くて人口減少が恐ろしいという不安もないようだし、税金や年金も個人単位であるし、パートタイムの身分差別的な労働条件もない。保育所も十分ではないが、みんな自分の能力を伸ばそうと意欲的に働いているように見えました。EU加盟国イギリスにおいては、EUの指令は具体化されつつあります。

イギリス法制度
性差別禁止法Sex Discrimination Act(1975年) 同一賃金法Equal Pay Act(1970年) 人種関係法(1976年) EUの雇用平等法制がイギリスの女性労働に影響が大きい。 EC設立時(1957年)のローマ条約が男女同一労働、同一賃金原則を規定性差別禁止法 Sex Discrimination Act(1975年)を制定。 均等待遇指令は、「間接に性を理由として差別してはならない」(2条1項)と定める。EU指令には「親休暇指令」「パートタイム労働指令」などにも及ぶ。パートタイム労働者は、フルタイム労働者と同じ時間当たり賃金、職業年金受給権、訓練へのアクセス、年次休暇権、親休暇と出産休暇について定めているが、イギリスの場合は、パートタイム労働者に労働時間によって除外規定を設けている。各加盟国から任命される裁判官15名によって欧州裁判所が加盟国の紛争をさばいている。

パディントン駅にて

パディントン駅とロンドンバス

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2008412
 




3月も初旬を過ぎると春が近づいているのがわかります

 
2月には大阪にも雪が積もり、まるでお砂糖をまぶしたようにきれいでした。その次の週、東京の原田静枝さん(キャリアアドバイザー)を招いて「女の再就職」についての講演会をしました。ちょっと趣向を変えてレストランが会場だったので、ぎゅっと距離が縮まりました。女性の再就職の活動を始めたとき、東京の原田静枝さんと大阪の私がいました。それから20年以上も経ちましたが、事態はほとんど改善されていなくて、また同じ講師が同じ話をすることになりました。再就職はパートでしか働けない。増えるのはパートばかりという傾向はやっぱり続いています。 ただ、少し明るい兆しが見えると思うのは、08年4月からパート労働法(雇用管理の改善に関する法律)が改正され、パートや契約社員など非正規社員を正社員に登用することが義務づけされます。この動きがすすんでほしいです。企業が人口減少時代の人手不足の中、パートの戦力を重視し始めたこともあります。しかし、フルタイムより働く時間が少ないパートも『均等待遇』にするということにはならないのが、残念至極というところです。諸外国では、とっくの昔からそうなっているのに。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2008310
 



Message In Jan


新年あけましておめでとうございます

 

新年おめでとうございます。ご活躍を祈念します。
今年もお付き合いの輪が広がりますように。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        200811
 




トルコに行ってきました

 
年末にトルコでちょっと遊んできました。
白亜の石灰棚「パヌッカレ」にて。




               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        20071231
 




「ワークライフバランス」についての日経新聞の取材から

 
記事はPDFにしていますが、 あんなに多くしゃべったのになーと思い、付け加えることにします。

少子化対策としても関心の集まるワークライフバランス(仕事と家庭の調和)は、その基本的な理念を示す「憲章」と、国や企業などが取り組むべき施策をまとめた「行動指針」の骨格が固まってきました。それはいいことなのですが、男性社員はこれが出たからといって、「さあ、今日から毎日早く帰って家族の夕食をつくろう(手伝うではなく)、会社も勧めているし、それこそが女性を助け、少子化対策なのだ!」なんて、行動の変化が起こるのでしょうか。

帰りも満員の通勤電車で、すばやく焼きさばとほうれん草とポタージュスープにしようと献立を考え、品数の少なくなった市場で大慌てに買い物をし、大荷物で別々の保育所へ2人の子どもを迎えに走る。しかし子どもとの帰り道ほどうれしいものはない。ともに生きている実感が湧き上がる。玄関の鍵をあけるや必ず30分以内に夕食を済ます。風呂・洗濯、明日の保育所の準備、仕事の準備。気がついたら、自分は何も食べていない、コートも着たまま子どもを寝かしつけた。働きながら子育てをしている女性たちは、それでも男性より早く帰る二流の社員なのだ。昇進・昇給などは蚊帳の外。それにもかかわらず子どもはかわいくてたまらない。

こんな毎日のもと、「多様な働き方を選択すべき」といわれても、「どうして女性だけがずり落ちることがワークライフバランスなのだ」と思ってしまいます。

男性も含めて労働時間の短縮が急務、最重要課題だと私は取材で言いました。短縮して生産性をあげる戦略を立てるのが企業トップの仕事です。それから、やむなく男性も女性も子育て期だけパートタイムになるにしても、仕事と待遇は「均等待遇(均衡ではなく)でなければならない」とも。今のパートは十分に人権問題です。

そしてもうひとつは、働き方の多様化という選択肢が必要なら、転職や再出発ができるように、職業能力をトレーニングできるコミュニティ・カレッジのような仕事のセーフティネットをどうしてつくれないのか、とも。この最後の転職・再就職のための職業トレーニング学校が私のこれからのテーマです。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007117
 


Message In Oct


「千の風になって」の原風景

 
お医者さんに講演

9月23日、富山県医師会で「予防医学の見地からのアサーティブトレーニング」というテーマで、フェミニズムとホスピスケアー、患者と医師の平等なかかわり、医師の傾聴スキルの重要性などというおこがましい話をしました。そのときに資料に使った「よく死ぬことは、よく生きることーgood death & high quality life」(筆者『ガン君に語りかけてみたー弁護士 松井 元の生涯』より)は、別途お読みください(こちらです
翌日函館に向かい、青函トンネルを初めてくぐりました。ゴーッという轟音の中、闇を走るのは、それこそ銀河鉄道のようで奇妙な感覚でした。

大沼の森と「千の風になって」

国民的ヒット曲「千の風になって」(詩:不詳、日本語詞・曲:新井満)は駒ケ岳のふもと、大沼の森で詞も曲もできあがったのだそうです。大沼駅はJR函館駅から各駅停車で小一時間、過去の噴火で鋭角になった頂上となだらかな稜線をもつ駒ケ岳があり、そのふもとに、千の風が吹きわたる森が広がっています。大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼という3つの沼があり、森の静けさを拡げます。この森の新井満さんのログハウスのご近所に、小西ご夫妻の山荘があり、そこへ案内してもらいました。ここでは、カラマツやミズナラ、山葡萄、七竈(ななかまど)、アザミや野菊などが動物たちとともに人間も含めて、自然という生命をつなぎ続けています。ここで誕生した「千の風になって」の原詩はアメリカンインディアンのものともいわれますが、この曲の大ヒットは、日本人の死生観が変わりつつあることを表していると思います。生も死も含めて自然とともにあるということをあらためて思い起こさせますし、宿命に打ちひしがれるのでなく、生きる勇気と希望を与えてくれます。この死生観が「よく死ぬことはよく生きることーgood death & high quality life」 につながると思います。

「千の風になって」(作詞:不詳 日本語詞・作曲:新井満)

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

駒ケ岳と大沼の森、「千の風になって」の原風景

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007107
 




Message In Aug

CSR(企業の社会的責任)とSRI(社会的責任投資)

  「よりよい投資がよい社会をつくる」それはワーク・ライフ・バランスの観点から

  「日本女性会議2007ひろしま」で分科会(第12)に参加します。10月19日(金)PM1:30から4:00、場所はグランドプリンスホテル広島です。講演とその後のシンポジウムのコーディネーターを務めます。日本女性会議は、1984年に名古屋市で第1回が開催され、今年は24回目です。全国規模の交流と情報ネットワーク化で、市民と行政の連携・協働により、男女共同参画の実現をめざすものです。男女平等の礎は平和。平和の原点、被爆都市広島市ならではの"ぶれない"成果を期待したいものです。ワーク・ライフ・バランスの観点からCSR(Corpolate Social Responsibility)やSRI(Socially Responsible Investment)を論じることを提案したいのです。

エコ・ファンドが環境運動の広まりで注目を集め、SRIファンドも増え、市場では一定の評価を得ていますが、企業の社会的責任の基準(クライテリア)として、「女性の活用度や働きやすさ」を設けている例は少ないのです。4つの大きな基準分野(「従業員(女性・マイノリティ)」「環境対策」「地域社会対策」「経済・倫理対策」)のなかで、ここ数年でにわかに主流になり、欧米のほぼ全てのファンドで、女性基準=「女性の活用度や働きやすさ」が設定されています。別の言葉でいうと「ワーク・ライフ・バランス」です。これは従来の投資に社会的責任というアプローチを取り入れ、その基準に貢献する企業を選定し、投資という資金面での支援をしながら、投資家も財産形成をするものです。資本市場の原理を利用しながら、世界の環境をよくしたり、女性の働きやすさという課題に企業が問題を解決する側に立てるような枠組みを作り、世の中を変えていくのです。

「よりよい投資がよい社会をつくる」というのは、世界で初めてSRI(社会的責任投資会社を設立したエイミー・ドミニさん(1991年:当時42歳)が、何度も語っている言葉です。さらに大企業ではなく、中小企業が多い地方自治体ではまた別の手法が必要なのだと思います。


「今年から始めた家庭菜園、オクラの花が綺麗です。」

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        200785
 




紫陽花がいっぱいの季節です

 「みなとNPOハウス」のこと

日本ボランティア学会2007年度大会(於大阪市立大学、6月23・24日)で
実践報告をさせてもらいました。自治体(東京都港区)との協働を実験する
場として、どうだったのかということです。「NPOハウス」がなくなってしま
い、30団体全部が退去せざるを得なくなったということについてです。

「NPOの政治力が不足しているからだ」とか「これからNPOにしようとしていま
すが、やはり資金的に自立することがいかに重要なのか、よくわかりました」
「はばたけNPO!」というこの記念誌は、よくできていますね」など
の意見が出ました。
このNPOハウスでの5年間はNPOを育むとても重要なゆりかごの役割を果たして
くれたと思います。これからのNPO発展の第2ステージを約束するものでも
あると信じています。

「はばたけNPO!」(B5版86ページ)送料500円のみでお送りします。
メールで申し込んでください。kanatani@women-work.org 残り若干部数。

                                                                               

雨のない変な梅雨の6月、六本木のNPOハウス前で、今年も江戸風鈴を
夕方から売りに行く準備中の風鈴屋さん。

あじさいが街角でいっぱい。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007627
 





仙台でのキャリアアドバイザー・ベーシックコース

 連休の5月18・19・20日、エル・ソーラ仙台(仙台市青葉区中央)の28Fでキャリアアドバイザー養成講座ベーシックコースを3日間実施しました。会場の窓からの見える、燃えるような若葉も太平洋のさざ波も、キャリア支援のプロをめざす学習を応援していました。

5月19・20日は青葉祭りが繰り広げられ、19日は「仙臺すずめまつり2007」に約3700人が踊りに興じました。大阪は堺市からも「堺すずめまつり」の一行が参加していました。

アドバンスコースは9月1・2(土・日)、8・9日(土・日)です。東北地方で未だアドバンスコースを受けていない方、試験を完了されていない方、どうぞご準備下さい。

アドバンスコースについての書類(PDFファイル、16k


講師は太津子さん(起業プログラム作成)


セミナーが終わって。エル・ソーラ仙台28階にて


仙台青葉祭り「仙臺すずめまつり」


大阪府堺市から参加の「堺すずめおどり」の一行

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007524
 




明日(4/25)午後5時15分よりNHKに出演します。

 明日、4月25日、午後5時15分よりNHK総合(関西)の
「もっともっと関西」に出演いたします。よろしくお願いします。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007424
 


Message In Apr


エジプトとベールの女性
    

 ハムシーン(砂嵐)と大雨のカイロ

カイロ、アレクサンドリア、ルクソールを歩きました。エジプトは砂漠の国。特に4月は雨が全くなく砂嵐(ハムシーン)が視界を遮る季節だというのに、2日間スコールのようなまとまった雨が降りました。傘というものを持たない人たちは、びしょぬれのベールで道路に押し寄せた泥水をかぶってびっくり。これは異常気象かなといっていました。

エジプトがイスラム教徒の支配になったのは、ピラミッドやクレオパトラに代表されるファラオの時代が過ぎて7世紀ぐらいからです。女性のベールもそれ以降の話。ベールはイスラムの地域によってさまざまな呼び方があり、ヒジャーブ、タルハ、マンディール、ミヤーラ、チャドルなど。なかでもアフガニスタンのタリバンが強制したブルカは、他に比べて、全身を纏う極めて特異で非現実的なものです。この延長に女性は教育を受けない、職業を持たない、男性の所有物になるしか生きる道がないという女性の扱われ方が露わになってきます。

ムハンマド氏と医学生の妻

ガイドのムハンマド氏は32歳。敬虔なムスリム男性。名門カイロ大学を卒業後日本に留学し修士号をとる。日本は食べ物も住まいも高いので、様々なアルバイトに明け暮れ、「ここが変だよ、日本人」という番組にレギュラー出演していた。帰国後日本人観光ガイドとして成功している。1日5回のお祈りは欠かさない。レストランに到着するや片隅で「ちょっとお祈りを」、「今からお祈りです」といった調子。街にはコーランの響きが途絶えることがない。彼にはもうすぐ娘が生まれる。名前までもうつけていて「HANAちゃん」。妻は「SALA」。妻はカイロ大学の医学部の5年生。「母親は目だけ残して全てをすっぽりかぶるベールが当たり前でした。でも妻は様々な色のスカーフをおしゃれにつけているという感じです」。「若者は親との同居ではなく二人でと思いますが、とても家は持てません。だから同棲後、親に反対され女性を捨てるとケースも多いのです」。「イラク戦争から、ムスリムの男性には外国への入国がとても厳しく、出稼ぎができなくなりました。若い男性の半分ぐらいは失業しています。こんなに優れた古代文明をもち、こんなにおいしい食べ物があるのに、みんなが貧しいのです」といいながら、とうもろこしジュースをごちそうしてくれた。ホントにスキッとした甘さだった。

イスラムとベール

このベール、ペルシャ語の意味は「カーテン」。男女を隔てるものであり、女性性を隠すものです。ベールをかぶるのは、女性が家の外では自分の魅力(性的)を人に見せるべきではなく、それは家族を大切にすることの表れだと説明されます。この「人」の目というのも、男性の目ということです。これでは男性はありのままの女性を見ないことになります。さらにこの服装でスポーツはまず無理です。スポーツの楽しみを女性は味わえないのです。ベールは古くて、今なお続く女性問題です。

(1) クフ王(左)とカフラー王のピラミッド
   ギザのホテルから

(2)カイロ大学文学部正門前で
   ベールの女性たち
(黒ずくめの女性はこちらを向いているのだが、よく見ないとわからない)

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007420
 


Message In Apr


関西大学社会学部教授の石元清英氏のアメリカ便り
    

  金谷千慧子様

3月31日に帰国します。
日本の話題に関してアメリカ側の反響を少し書いてみます。

従軍慰安婦問題

従軍慰安婦について日本政府に謝罪を求める米下院外交委員会の決議案に対する日本政府の反応に関して、こちらのメディアは比較的大きく取り上げています。

先月には外交委員会で、元慰安婦の2人の韓国人女性と1人のオランダ人女性が証人として登場し、強制的に慰安婦にされたことを述べました。アメリカの公的な場所での元慰安婦の証言は、今回が初めてで、メディアの扱いは大きかったです。安倍首相は、慰安婦の強制的動員に旧日本軍の関与を裏付ける具体的証拠はないと言っていますが、このことはニューヨーク・タイムズの1面で報じられました。また、同紙は社説でも、安倍首相の発言を「真実をねじ曲げる試み」と、強く批判しています。当たり前のことですが、従軍慰安婦について、旧日本軍の関与を認めた「河野洋平官房長官談話」(1993年)を安倍首相は基本的に継承すると言っておきながら、下院の決議案が可決されても謝罪はしない、従軍慰安婦の強制的動員について旧日本軍の関与を示す証拠はない、従軍慰安婦については政府と自民党で再調査をするなどという発言を続けるわけですから、信じられない態度としか見えません。

ロサンゼルス・タイムズは、対アジア関係を台無しにしている安倍首相では、ラチが開かないので、天皇が謝罪するのがいいとまで社説で言っています。元慰安婦だった女性が自分たちは旧日本軍によって強制的に慰安婦にされたと証言している以上、旧日本軍の慰安婦強制動員関与の具体的な証拠(たぶん公的文書のことでしょう)がみつからないので、旧日本軍による強制動員はなかったという主張が、まったく説得力のないものであることは、私の子ども(10歳になりました)でもわかります。日本政府は、元慰安婦の証言がウソであることを具体的な資料や証言で立証できていないわけですから(立証などできないと思いますが)、大半のアメリカ人は、旧日本軍の強制的な慰安婦動員の明白な事実があるのに、日本政府はそれを無視して、謝罪などしないと言い張っているとしか見ていないでしょう。これでは、日本政府は北朝鮮と並ぶ「悪の枢軸」になってしまいます。本当に日本人として恥ずかしいことです。

こちらに来て、韓国人や中国人の友人ができました。アメリカ人を含め、彼らは従軍慰安婦問題について、私に何も言いませんが、私は、目を覆いたくなるような日本政府の姿勢をたいへん情けなく思います。アメリカの(米国だけではなく、韓国や中国、台湾などのアジア諸国も同様でしょうが)在留邦人にこんな情けない思いをさせる日本は、安倍首相のいう美しい国なのでしょうか。

今回の下院の決議案を提案において中心的な役割を果たしているのがマイク・ホンダ下院議員です。ホンダ氏はカリフォルニア州サンノゼ市選出の日系3世で、太平洋戦争中、強制収容所に入れられた経験をもっています。ホンダ氏は、今回の決議案を提出したのは日本によくなってもらいたいからだと言っています。つまり、今回の決議案を日本政府が無視するようなことになると、日本は本当によくない国になってしまうと、彼は思っているのです。日本のインターネットでは、ホンダ氏が韓国系アメリカ人が多いサンノゼの選出なので、韓国の意向に沿った行動をしているなどという、的外れな「論評」が見られますが、サンノゼに韓国系アメリカ人が多いといっても5〜8%ほどだと思います(サンノゼ市のアジア系アメリカ人の比率が20%、全米のアジア系アメリカ人に占める韓国系アメリカ人の比率は10.7%ですので、とくにサンノゼに韓国系アメリカ人が多いといってもサンノゼの人口の10%を上回ることはないはずです。

ちなみに、1960年ごろまでアジア系アメリカ人のトップの比率を占めていた日系アメリカ人は、現在、6位、アジア系アメリカ人に占める比率は8.0%です。なお、サンノゼには日系アメリカ人も多く、ミカサという日本食品スーパーがあり、そこに行った人によると、日本の大型スーパーそのままで、何でも手に入るということです。長崎ちゃんぽんのチェーン店であるリンガー・ハットのアメリカ1号店もあります)。昨年の夏に金谷さんの研究所を訪れたイサオ・フジモト先生(カリフォルニア大学デービス校アジア系アメリカ人研究学科創設の中心人物)は、1950年代後半、サンノゼで高校教師をしていたのですが、そのときの教え子がマイク・ホンダ氏で、フジモト先生はマイク・ホンダ氏は日本がよりよい国になることを真剣に考えている人物だと言っています。日本では、日系人であるホンダ氏が余計なことをしていると、ホンダ氏批判があるようですが、とんでもない思い違いです。

 日本のYahooで、「従軍慰安婦」を検索すると、1,390,000件もヒットしますが、その大半は、慰安婦の強制連行などなく、慰安婦は裕福だったなどという、「新しい歴史教科書をつくる会」の主張と同じ内容のものばかりです。そして、そのネタは、産経新聞(とくに「産経抄」)や週刊新潮(ニセ特派員・ヤンデンマンがいなくなったと思ったら、帝京大学教授の「変見自在」が根も葉もないことを言っています)で、それらの孫引き、ひ孫引きが目立ちます。そして、ウィキペディアからの引用や他のサイトからの拝借も多く、自分で1次資料に当たったというものは、皆無に近いです。歴史を直視しようとしないサイトがまったく同様の主張のサイトを次から次に生み出しているようです(なかでも、「国際派日本人養成講座」の影響力は大きいように思えます)。「戦前の日本は悪くなかった」という主張が今の日本で広汎に(とくに、ネット世代に)受け入れられるのか、検証しなくてはなりません。

また、マイク・ホンダ氏を北朝鮮に操られている人物だとか、中国の手先だとか、ホンダ氏は第2次大戦中に強制収容所には入ってなどいなかったなど、ホンダ氏を中傷するサイトも多く見られます。どうして海外からの日本批判に謙虚に耳を傾けることができないのでしょうか。日本のテレビニュースでは、マイク・ホンダ氏へのインタビューで、「どうして日本人にしか見えない容姿のあなたが日本批判をするのか」と言ったキャスターがいたとか、日本は70年ほど前に逆戻りしたのでしょうか。

  米下院外交員会の決議案については、前回も同様の決議案が提案されたのですが(ただ、今回は前回よりも日本政府に本格的な謝罪を要求している点が違います)、元共和党下院院内総務のボブ・マイケル氏を日本政府が雇い、廃案にしたのですが、今回は、安倍首相の言動に共和党議員からも批判が出ているようで、共和党は決議案への反対を共和党議員に働きかけることに積極的ではないようです。下院では民主党が多数派を占めていますし、議長が前回の決議案にも賛成したペロシ氏ですので、可決されることは間違いないと思います。なんら拘束力のない決議案ですが、この決議の可決で、日本政府は目を覚ますべきです(まったく期待はできませんが)。

それから、もうひとつ。

3月13日付「サンフランシスコ・クロニクル」紙によると、従軍慰安婦の強制的な動員を示す証拠はないと語った安倍晋三首相は、元外務大臣の息子で、元首相の岸信介の孫だと紹介していましたが(安倍晋太郎の名前は出ていませんでした)、その岸信介について、第2次世界大戦の戦犯として服役したと書いてありました。たしか岸信介はA級戦犯として逮捕されましたが、不起訴になったはずです(有罪判決を受けて当然な人物でしたから、これでいいのかもしれません)。祖父がどういう人物であれ、孫にはなんら関係ないことは、言うまでもありませんが、安倍首相は祖父・岸信介を尊敬しているなどと言っているわけですから、服役した戦犯の孫だとアメリカで思われても仕方がない。ここまで言うと、言いすぎでしょうか。

イラク反戦デモ

 それから、もうひとつ。 こちらでは、イラク反戦運動が盛り上がっています。各地でデモが行われています。デービス校の学内でも学生たちの集会がよく開かれています。次の日曜日も、サンフランシスコで反戦デモがいくつか行われます。イラク派兵を拒否し、軍法会議にかけられたアーレン・ワタダ中尉(彼は日系アメリカ人です)を支持する団体のデモ、そして、大学研究者のデモ(デービス校からもバスが出ます)などです。1960年代末ほどではないにしても、今のアメリカは政府に対する抗議運動が高揚しています。大統領選挙も動き出しましたし、今のアメリカはおもしろいです。
ではまた4月に。

Message In Apr


東京事務所最後の日 (2007年3月30日)
    

 
3月30日(金)は、女性と仕事研究所東京事務所の最後の日
でした。そして「みなとNPOハウス」のお別れパーティの日
でもありました。一方でこの日、新しい名所になるだろう
「東京ミッドタウン」(防衛庁跡・近接)が開幕し六本木の
交差点からずっと人の波が続きました(17万人とのこと)。
4Fの女性と仕事研究所から書類棚等を乗せて、2トントラック
が大阪事務所へと満開の桜の校庭を出たあと、パーティが始まり
ました。「残念です」「しかしこれからが新しいスタートです」
などと心残りの発言が多かったです。
私は、若い編集委員にまじって『はばたけ、NPO-みなとNPO
ハウス活動報告書』を約半年かかってつくってきました。実際には
たいして手伝えなかったのですが、斬新な表紙のこの記録集は、
5年間にわたる揺籃期のNPO30団体の喜びと苦しみをぎっしりと
詰め込んだものです。「色んなことを思い出して…」と涙ぐむひとも
ありました。

金谷千慧子の文章では、目次の第1部で「NPOと企業の協働」、
第2部で「男女共同参画とNPO」「就業支援とNPO-キャリア支援
とNPOの社会的役割(キャリアナビしぶやゆかりさんとの対談」が
入っています。NPOの専門家からの論述もあります。

 ご希望の方は、先着60名様に限りまして、3月30日にできあがりま
した『はばたけ、NPO-みなとNPOハウス活動報告書』(B5版84頁)
を郵送手数料500円でお送りします。メールでお申し込みください。
 (郵便番号 住所 名前 TEL, URL, E-mailアドレスをお書きの上
、Email- info@women-work.org へお申し込みください。発送時に郵便
振替用紙を同封させていただきます)。

写真(1)桜満開(背後ビルは東京ミッドタウン) (2) 桜の下でお弁当

(3)お別れパーティで編集仲間と

(4) 「はばたけNPO-みなとNPOハウス活動報告書」

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        200742
 


Message In Mar


「女性と仕事、なんでもそうだん」始めます。
    

 金谷千慧子の「女性と仕事、なんでもそうだん」始めます。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        200741
 


Message In Mar


もうすぐなくなる『みなとNPOハウス』2002年7月〜2007年6月
    

 

(1) 旧三河台中学校跡 (2) 住所変更が多くなったメイルボックス

(3)校庭の老桜(もうすぐ咲きます) (4)校庭

(5)入居団体

(6) 4F女性と仕事研究所 1)2)

(7) 女性と仕事研究所から六本木ヒルズ(昼と夜)

(8)記念誌「はばたけNPO!」の編集会議  (9) お隣の喫茶店「ら・ぽーる」

(10)帰りの新幹線から

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007314
 


Message In Mar


第17回 女性と仕事研究所認定式
    

 第17回 女性と仕事研究所認定式
    2007年2月17日認定されたキャリアアドバイザーの人たち

後列左から 坂本勝恵さん、井上知恵美さん、山本由紀子さん
前列右から 松下光恵さん、柴山 純さん

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007311
 


Message In Feb


NPO交流して育つ
    

 日本経済新聞(2月24日)に「みなとハウスの5年」という記事が掲載されました。(PDFファイル、nikkei20070224.pdf、2.4メガバイト)

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        2007228
 


Message In Oct


みなさまへ 2006年の年末に寄せて
    

 女性と仕事研究所、自慢のセミナー「キャリアアドバイザー養成講座」は、次年度ぐらいまで、ひとまず休止とさせていただきます。東京会場も大阪会場もです。

 2007年度からにつきましては、もう少し事業計画を練り上げて、さらに中央職業能力開発協会など国レベルのキャリアコンサルタント等の検定試験の実施可能性もにらみながら、改めて検討していく所存です。

  今までに「キャリアアドバイザー養成講座」を受講、修了していただいたみなさまには、これからも変わらず、密接に連絡をとりながら、21世紀の職業支援のプロとして活躍していただけますよう、女性と仕事研究所が出来ることはバックアップいたします。

 もうすぐ新しい年です。2007年が、みなさまにとって、明るく、飛躍的な年でありますようお祈りしております。

               特定非営利活動法人女性と仕事研究所代表  金谷千慧子

                                        20061211
 


Message In Oct


ゲートルート・モンゲーラ(Mongella:全アフリカ会議議長)さん

         女性のネットワークに「自転車」と「ラジオ」


 

 衆・参議院議長の招待で来日されたモンゲーラさんが女性問題で活躍しているNPOに会いたいということで声をかけていただき、特定非営利活動法人かながわ・女のスペース“みずら”と日本女性法律家協会、そして女性と仕事研究所が懇談会に招かれました。私がモンゲーラさんにお目にかかったのは、これまで3回ありました。最初は1985年の国際女性世界会議ナイロビ大会のコーディネーターとしてまばゆいばかりの壇上の人として。第2回は1995年北京大会で、またもや壇上の人として。そして第3回は昨年ソウルでの「Women's World 2005」では主賓席にいらっしゃって、基調講演を聴きました。全アフリカ議長になられたということを知りました。ソウルの梨花女子大の名誉教授の称号も受けられました。第3回目だけは近くでお話しました。お目にかかったのは、10年毎ということになります。


 私の場合、1985年のナイロビ会議(NGOフォーラム)から戻るやすぐに女性の再就職支援活動を始めました。1995年の北京会議以降は、女性の就業支援のプロの育成(支援する人の支援)という活動を始めました。そして2005年ぐらいから今まで、次の方向性がまだ出せずにいます。これからの時代に、女性のチャレンジ支援策(再、上への、横への)はますます重要になると確信していますが。


 モンゲーラさんは、『私も支援する人の支援をやっていますが、女性のネットワークには「自転車」と「ラジオ」が有効よ』と私の顔を見ながらおっしゃいました。女性のニーズにマッチしていて、簡便で効果的ということなのでしょう。